枕草子より徒然草!?

  

私が本を読了するたびに更新している [1]たまに2〜3冊溜め込んで一気に更新しているので即時性はない。「読んだ本」ページの2017年版を欠かさずチェックしているという稀有な方はご存知だと思うが、今年は読書のスピードが遅い。なぜなんだろう?と考えてみたところ、お風呂の中での読書が漫画に侵食され、通勤中の読書は、特に帰りに疲れ切って本を読む気になれない [2]そしてたまに携帯ゲームのチャーチルソリティアに侵食されていることが原因だった。漫画は「恋愛ものを読んで恋愛脳を育てるのだ!」というのを人と約束?したからで、「椿町ロンリープラネット」を表紙買いしたら、まーキュンキュンどころか、キュンキュンしすぎて心臓発作で死にそうである。恋愛脳は遠い・・・

さて、そんなことを言いつつも、2月に読み切ったのが、池澤夏樹編集の日本文学全集で最近出た「枕草子」「方丈記」「徒然草」である。私はもともと清少納言が大好きである。「ええものはええ、悪いものは悪い!」と言い切るあの物言いと、頭の良さ、そして頭が良いことを自覚してて、少し自慢に思ってることがにじみ出ているところとか大好きだ。藤原行成とのやりとりなんぞ大好物である。で、同時に私は酒井順子も好きである。「負け犬の遠吠え」が売れて以降、少し「女性の生き方」風なのが増えてはいるが、昔は「防衛大学校の制服・・・たまらねぇ・・・うへへ」みたいなことを書いていた(と記憶している。なんせ読んだのも15年位前の話だからだ)。その好きな酒井順子が大好きな「枕草子」を訳したとありゃあ、買って読まない訳にはいきますまい。なので、買って読んだ。

それが・・・それがである。「枕草子」には今まで以上に「大好き度」は上がらなかったのだが [3]一説によるとすでに「大好き」度が振り切れているから、が原因とも。、意外と私の中で株を上げたのが「徒然草」だった。まぁ、実は「徒然草」も嫌いではない。1年ほど前に書いた大根の話もお気に入りである。

冬になると思い出す徒然草の話

では、なぜ今回こんなに「徒然草」に惹かれたのか、とまたもや考えてみたところ、どうも単に私が年をとったからというのが理由のようだ・・・「枕草子」に比べ、「徒然草」は歳いったおっちゃんが書いたもので、しかも出家してぼーさんなので、いうこということがいちいち説教くさいというかおっちゃんくさい。それが今の私にピタリとはまったんである。これはおかしい。今の私はむしろ清少納言と大体の年齢も性別も同じだからだ。しかし、「徒然草」の方が共感ポイントが高い・・・恋愛脳を鍛えなければならぬこの身にとっては、このままだとやばいのだ。「枕草子」はまだ男女のイチャイチャがあるのだ。中学生が覚えさせられる百人一首にも取り上げられている清少納言の

夜をこめて 鳥の空音は 謀るとも
よに逢坂の 関は許さじ

なんぞ、解釈によっては超えっちーな歌である。かたや「徒然草」は大根の恩返しである。 [4]もちろん、それだけではない。いま「徒然草」に惹かれていては、恋愛脳からますます遠ざかってしまう・・・これはいけない・・・と思いつつ、次に取り上げた本がこれ。よりダメな方向に向かっているっぽいが、実はこれ読んでもちんぷんかんぷんだったので「チンプンカンプンだったから教えて(ハート)」という作戦が使えるのだ。恋愛脳というより権謀術数だな、こりゃ。

 

References

References
1 たまに2〜3冊溜め込んで一気に更新しているので即時性はない。
2 そしてたまに携帯ゲームのチャーチルソリティアに侵食されている
3 一説によるとすでに「大好き」度が振り切れているから、が原因とも。
4 もちろん、それだけではない。

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